関東運輸局や小湊鐵道によりますと、不正を行っていたのは50代の男性運転士です。
去年12月、「アルコール検査で不正が行われている」と社員から上司に報告があり、調査を行ったところ、この運転士が少なくとも数年前から、車掌に代わりに検査を受けさせたり、検査を拒否したりしていたことがわかったということです。
アルコール検査は運転前に実施して結果を記録することが法令で義務づけられているため、検査を拒否した際には運行に支障が出るとして、駅の責任者が代わりに検査を受けて結果を記録していたということです。
関東運輸局は、ことし1月に小湊鐵道から報告を受けて監査を行い、8日、この結果をもとに、検査の実施状況を検証して原因を究明することや、安全管理体制の強化などを求める改善指示を出しました。その上で、1か月以内に改善策を報告するよう求めています。
小湊鐵道はことし1月に運転士を懲戒解雇にしているということで、「ご心配とご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。改善に取り組み、再発防止に努めます」としています。
千葉 小湊鐵道の運転士 アルコール検査で不正繰り返す
時間: 08/03/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1785
推奨
- 女性に性的暴行したとして逮捕・起訴 警察学校の警視正が死亡
- 小林製薬 紅麹問題 ほぼすべての患者に「ファンコニー症候群」
- トヨタ 「ヤリス」「アクア」「シエンタ」 約79万台リコール
- 紅麹問題 「プベルル酸」とみられる物質の量 製造時期で異なる
- 休眠状態の宗教法人 全国で4431 前年から1000以上増加 文化庁
- カードから現金盗んだ疑いで再逮捕の容疑者「JPに関与」と供述
- 静岡 牧之原 通園バス置き去り女児死亡 元園長の実刑判決確定
- 変動型の住宅ローン金利「引き上げ」「据え置き」対応分かれる
- 「NHKハート展」障害のある人や家族がつづった詩を紹介 東京
- 4日にも大浦湾側「くい」試し打ちへ 沖縄県は遺憾表明の中