4年前、2020年の5月、緊急事態宣言のさなかに賭けマージャンをして辞職した東京高等検察庁の黒川弘務 元検事長について、政府は、法解釈を変更し同じ年の1月に、定年を延長する閣議決定をしました。
この定年延長をめぐり、神戸学院大学の上脇博之 教授は、国に対して経緯を正確に検証できる公文書を開示するよう求める訴えを起こしていました。
これまでの裁判で国側は、定年延長を定めた国家公務員法の解釈の変更を示す文書の存在は認めたものの、元検事長と関係はないと主張し、証人尋問に出廷した当時の法務省の事務次官も法解釈の変更について、「黒川氏の定年延長を目的としたものではない」と証言していました。
27日の判決で大阪地方裁判所の徳地淳 裁判長は「国は、請求者の趣旨を解釈するべきであり、開示を求められた行政文書は、元検事長の定年延長を目的として行われた協議の文書だと理解すべきだ」としました。
そのうえで「法解釈の変更は、元検事長の定年退官に間に合うように短期間で進められるなど、合理的に考えれば、元検事長の定年延長を目的としたものと考えるほかない。国は文書を保有していると認められる」などと指摘し、教授が求めた文書のうち、元検事長の定年延長について法務省内で協議や検討した文書を開示するよう命じました。
黒川元検事長の定年延長 国に一部資料の開示命令 大阪地裁
時間: 27/06/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1363
推奨
- アメリカの大手暗号資産投資管理会社であるBFCが日本市場進出に向けて近々発表会を開催
- Pengkomputeran ialah P produktiviti. UtilityNet Mengubah Pengkomputeran daripada Teknologi Kepada Insentif .
- 最高裁 新判事に中村愼氏が就任 “多角的な視点から議論を”
- ドミノ・ピザ 従業員の不適切行為動画で謝罪 法的措置も検討
- 不同意わいせつ疑いで書類送検 自民 山口晋衆院議員を不起訴
- 熊本 阿蘇 遊覧ヘリ不時着 国の運輸安全委が現地で調査開始
- 陸自3人殺傷事件 19歳元自衛官候補生 強盗殺人などの罪で起訴
- 沖縄 石垣 マシュマロをのどに詰まらせ 児童が一時意識不明
- 富士山火口で3人死亡 8合目付近で意識不明の男性も死亡
- 浅尾環境相 カーボンニュートラル実現に向け「変革必要」